top of page

プログラムを書く

大学と付属高校では、学生たちが実技試験を受けるときに、各々自分の演奏プログラムを書き、レッスン担当教員のチェックを受けて提出することになっています。普段自分の練習している曲を知ってはいても、いざ書くとなると正確に表記することは意外に難しく、試験のたびに練習を重ねていくうちに書けるようになってきます。

作曲家の名前の綴りをまちがえていないか、ソナタの楽章を抜粋する場合、楽章を書き忘れると全楽章を演奏するという意味になってしまう等々、学生は気をつけるべきことをいろいろ学びます。

ちなみに調性(例: ハ長調など)と作品番号のどちらを先に書くのかということについて、以前にコンクールの課題曲選定会議の中で、音楽評論家の

岩井宏之先生が、「調性は曲と一体のものであるから先に書かれ、作品番号はそのあとになるのです」とご説明下さったことがありました。大変わかりやすかったので、それ以来私も学生たちにそのように伝えています。

将来学校を卒業して自分でコンサートを行う、あるいは教室の発表会を開くというようなときにきちんとしたプログラムを書けるようになるための大切な学びです。


閲覧数:17回

最新記事

すべて表示

レッスン室から

この間、一人の生徒さんがツェルニーの練習曲を持って来ました。熱心に勉強する生徒さんで、仕上げの段階に入っていますが、ミスなく通すことに苦戦していました。家での練習では出来たことがあるというのでよく聞いてみると、練習をひと通り終えて最後に通すと出来るとのことでした。 このような場合に必要なことは、翌日につながるような練習です。練習の最後に通すときに神経を研ぎ澄ませて、自分が演奏している感覚を記憶し、

サマーコンサート

皆さま、お誘い合わせておいでください🎻(東京音楽大学付属音楽教室ホームページよりお申し込みください。)

4分の4拍子とは?(2)

前回に続き、拍子についてのお話です。拍子は楽譜上に分数のような形で書かれます。たとえば4分の3拍子であれば、分数の分母に当たる位置に4、分子に当たる位置に3が書かれています。 分母の位置の数字は1拍とする音符を(例: 4ならば4分音符)、分子の位置の数字は1小節の中に何拍あるかを表しています。つまり4分の3拍子とは「4分音符を1拍として数えて1小節の中に3拍ある」という意味です。 同様に4分の4拍

댓글


bottom of page